解決事例(建築紛争)
【建築主側】
①建物新築事案
建物の新築について、業者から未払建築残代金の請求訴訟をされたのに対し、
建物の欠陥及び建築内容が契約内容に至っていない部分があると反論し、
未払建築代金を減額して和解した事案。
本件では、当事者間で、どのような建物を建築することになっていたのかという契約内容が問題となったので、
建築主と建築会社との間の連絡内容を時系列に精査して、契約内容の立証に努めました。
また、一級建築士からの助言を受けて、建物の欠陥を明らかにしました。
一級建築士と連携が出来るのが、当事務所の強みです。
②改築事案
建物改築の内容に欠陥があるとして、建築会社及び会社社長に対し、損害賠償請求訴訟をした事案。
本件では、一級建築士に調査報告書を作成してもらい、弁護士も現地確認をすることで,
建物の欠陥内容を明らかにしました。
改築内容の一部について、建築主の同意のもとで変更したかどうかも問題となったので,
図面等を用いて、改築内容に関わる契約内容の立証に努めました。
その結果、補修費用の約9割と一級建築士の調査費用を認める判決を得ることが出来ました。